2021/3/22追記:
Petite Chevreさんに公式サイトが誕生していました。
 https://petitechevre.jp/
なんとオンラインショップも4月に登場するようです!


 

Petite Chevre 本オープン後初めて行ってきました。

 

改めて説明しますと、Petite Chevre(プティシェーヴル)は札幌地下街のオーロラタウンに昨日(2021/3/20)開店したヤギミルク専門店です。
ヤギミルク製品のほかに、お店のロゴのヤギさんのイラスト入りのグッズも多数そろえています。

基本的な部分は前回3/16の記事で、プレオープン時点でのお店を紹介していますので、まだ読んでいない方はこちらをご覧ください。

メーメーやぎ 改め Petite Chevreプレオープン速報(2021年3月16日)

 

今日はお客さんも多かったので、店内の撮影はせず、買ってきた商品後から撮影したものだけしか写真はありません。
イートインコーナーもあり、4脚机がありました。
訪問時も数組が座っていて、ほとんどの方はヤギミルクソフトを食べていたようです。
また、入り口付近には開店祝いのお花も出ていました。

 

商品はプレオープンのときとくらべて増えていました。
まず目を引いたのは、入り口そばにお店のシンボルヤギのイラスト入りのパーカーがあったことですね。
とってもかわいくて、結構ウケそうな気がしますこれは。

そして奥まったところにはTシャツもありました。
が、奥なので入口からは見えないところなのがもったいないですね、とってもかわいいので。

 

そして、一番びっくりしたのは、絵本があったことです。
混雑していたことと、このご時世のためあまり売り物に手を触れるのは憚られたので、中身は見てこなかったのですが、グッズコーナーに棚1段使っておいてありました。

そして、この絵本の作画を担当したのは、このお店のシンボルヤギを描いた方でした。
この方はツイッターで担当したことを書いていましたので、その存在を知ることができました。



 

たくさん買うと、紙袋に入れてくれるのですが、この紙袋がまたかわいいです。

Petite Chevre 紙袋

Petite Chevre 紙袋


Petite Chevre 紙袋(ウラ)

Petite Chevre 紙袋(ウラ)

これ、かなりかわいいです。
しかも表面、かなり目立ちます。
シンプルにヤギと小さくロゴだけ。
これ持って歩くとかなり目立ちますね。
で、「あのかわいい紙袋見たことないけどどこのだろう」って思います。
作者の坂本さん、とってもいい仕事したと思います。

 

さて、今日は何点か購入してお持ち帰りしたのですが、食べてみてのレビューというものをしてみます。

まずジェラート。
初のヤギジェラート体験です。
だがしかーし。写真がないw

とりあえずこのあいだの冷蔵ケースの写真を再掲載しておきます。
ジェラート

ジェラートは、ミルク味とヨーグルト味があります。
試してみたのはヨーグルト味です。

一口目は、普通のヨーグルト味のジェラートってかんじです。
で、少したつと、ヨーグルト味がかなり強いなあって感じがしてきます。
ヤギの臭さはあまりないかな? と思いますが、しばらくたつと口の中でやっぱり牛乳とは違う癖があるなあ、って感じが広がってきます。とはいえ、それほど強くはありません。

で、食べ終わっての感想としては、濃い味のヨーグルトジェラートだ、ってかんじです。
ただし、今日は同行者もいたのですが、同行者にいわせると
「最初はなんでもないけど、あとからやっぱりヤギっぽくてちょっとキツくなったなー」と言っていました。

 

続いて、シュークリーム。

ヤギミルクシュークリーム

ヤギミルクシュークリーム

こんな袋に入って売られています。
いままでだと透明なフィルムに入った形状だったので見た目から違います。

ヤギミルクシュークリーム プロパティ

ヤギミルクシュークリーム プロパティ

成分や材料は今までと全く変わっていません。
違いと言ったら、製造者が「弘安倉庫(株) メーメーやぎ」から「弘安倉庫(株) プティシェーヴル 」になっていたことくらいです。

 

開けて中身を割ってみます。

ヤギミルクシュークリーム

ヤギミルクシュークリーム

ヤギミルクシュークリーム

ヤギミルクシュークリーム

見た目は今までと変わりないです。
食べてみると……

基本的にはとても濃厚なカスタードクリームがとっても美味です。洋酒のききもいい感じです。
ヤギのクセは強くなく、ただとっても濃厚なおいしいクリームです。その辺は今までと変わっていません。

が、なんかいままでよりも洋酒の味が強い感じがしました。
これが、まだ品質にばらつきがあるのか、使用する洋酒を変えたのかなどはわかりませんが、一言でいうと、オシャレなスイーツになった感じです。
甘ったるいお菓子という感じとは違うかな、って感じで小さな子供には合わないかもしれませんね。大人のデザートって感じでしょうか。

お店の雰囲気は、いままでのヤギまみれな感じとは違い、都会っぽくオシャレかわいいって感じです。
そのため、ヤギの店というのがいまいち伝わらないかもしれません。
ただカンバンがヤギということで、何だろうと思ってお店に入っていく人は結構いたようです。

店の外観(正面)

店の外観(正面)(写真はプレオープン時のもの)

個人的には、琴似の時のヤギまみれのほうがいいなあ、と思ってしまいますが、まあこれがお店のコンセプトなんだろうなあと思います。

 

このほかに今日はケークオランジェとパンとミルクを買ってきました。

ケークオランジェ

ケークオランジェ

ケークオランジェ プロパティ

ケークオランジェ プロパティ

焼き菓子は、プレオープン時よりもアソートの種類が増えて、そのまま買っていきやすくなった感じです。

 

ヤギミルク使用パン

ヤギミルク使用パン

パンの焼き印

パンの焼き印

ヤギの焼き印がかわいらしいです。

 

ヤギミルク

ヤギミルク

シュー同様にラベルが変更になっています。
それにくわえて、藁でくくりつけたタグがボトルにかかっています。

 
というわけで、開店2日目はなかなかに盛況なようでしたが、開店効果がなくなった後が本当の勝負でしょう。
いまはヤギミルクというものが物珍しくてということもあり、買っていく人もいるでしょうが、少なくともヤギミルクは癖が強いため、一度買ってそれっきり、という人も確実にそれなりにいることと思います。

ですが、それでお店が下降線をたどるのはファンとしては望まないことです。
おそらくいまの力の入れた商品展開を見る限り、このさきも商品の新規開発や改良は続けていくことでしょう。
その中で、ヤギミルクが苦手な人でもおいしいと思うもの、というものもどんどん増えていってくれるものと期待します。

それにくわえて、私を含めた固定ファンを手放さない工夫……というよりもむしろ、我々ファンの方もどんどんヤギミルクの良さを広めて応援する、そういうのもありじゃないかと思います。

 

ヤギミルクの特性については、以前の記事 ヤギのペットフード(2021年2月25日) でも紹介しましたが、改めて説明しますと、

・牛乳でおなかがゴロゴロする人も、ヤギミルクだとゴロゴロしにくい
・牛乳アレルギーがある人でも、牛乳にあるアレルギー物質が含まれないので大丈夫
・一般的な牛乳では必要となる「ホモジナイズ」加工が不要なので、濃厚な乳成分を破壊せずにそのまま飲める

大きなところでこのような特徴があります。
とくに牛乳の代用品としてとても有用性があります。
牛乳の飲めない人というのは決して少なくはありません。
今までも、苦労してヤギミルクを入手して飲んでいた、という人も結構いるそうです。
このような方にはぜひともこのヤギミルクをお勧めしてあげてください。

 

愛用者が増えれば商品量も増え、飼育量が増えるので価格も下がってくることでしょう。
追随して飼育する牧場も増え流通量が増えるともっと価格も下がり、気候変動や病気などの影響も受けにくくなり安定供給がされるようになると、そのほかの用途にも使用される、という好循環につながります。
そこから、牛乳にとってかわる、というのではなく牛乳を含めた乳製品全体の底上げ、需要拡大ができれば、北海道の景気も上向くきっかけになります。

ぜひ、一度体験して、口コミを広げていってほしい、とヤギを愛する者としては強く願うばかりなのです。

 

というわけで今日も「メーメーやぎ」改め「Petite Chevre」のお話でした。

店舗情報:
Petite Chevre Hokkaido(プティ・シェーブル 北海道)
住所 北海道 札幌市中央区 大通西 1-13  さっぽろ地下街オーロラタウン (小鳥の広場前)
営業時間 10:00~20:00
電話番号 011-596-0673

2021/3/22追記:
Petite Chevreさんに公式サイトが誕生していました。
 https://petitechevre.jp/
なんとオンラインショップも4月に登場するようです!

お店の地図

お店の地図(地下街全体図)

さっぽろ地下街 – Petite Chèvre 北海道(プティ・シェーブル)

petitechevrehokkaido – instagram(公式アカウント)