数日投稿があいてしまったわけですが、ヤギについての雑学ネタもそろそろネタが尽きてきたのです。

うーんどうしよう。テキトーなこと書くわけにもいかんし。
前に書いたことを再度書いても仕方がないし。

よし、それなら北海道でヤギを見ることができる場所、というのを羅列するだけの記事を書いてみることにしよう。
でも多分、全然拾いきれないだろうなあ。
行ったことのある所もそれほどないし。存在しか知らない、まだ行ったことのない場所のほうがほとんどだし。

けど、ネットの公式サイトとかを拾って紹介して、さらに、道外のも紹介するのを書けばいいじゃないか。
そしてこれを何回も繰り返せばそれなりに数も集まってきて、ポータル的な使い方をしてくれる人も出てくるかもしれない。
よし、これでしばらくはネタが持つぞ。

 

というわけで今日は、北海道のヤギを見ることのできる場所(公開していない場所は除く)を紹介することにします。

 

1.サッポロさとらんど

 
http://www.satoland.com/

さとらんど

さとらんど

札幌市東区郊外の「農業体験交流施設」で、この中の「ふれあい牧場」というところにヤギが20頭程度います。
入場料は無料で、100円でエサを購入することでエサやりもできます。
基本冬季間は休業ですが、冬季営業する時期も短いながらあります。
(ただし、夏期間は飼育エリアの囲い柵のさらに外周にロープが張られていて、エサを買わないと柵の近くへは入れないことになっています。)
ここのヤギはエサを持って近づくとものすごい勢いで集まってきます。
特に1頭カラダの大きいのがものすごい食欲なので、うかつにエサをまとめて取り出すと全部一気に行かれます。

 

ヤギ以外にも馬や羊などがいます。
今シーズンは4月末からの営業再開のようです。

また事実上大きな公園として機能していて、休憩施設・食堂や売店もあります。

結構広大な敷地なので、ヤギのいるエリアは駐車場から比較的離れています。
地図で見ると道路から入ってすぐに見えますが、そちら側には駐車場がないただの通路なので、大きく回り込んで駐車場から歩く必要があります。



 

 

2.旭山動物園

 
https://www.city.asahikawa.hokkaido.jp/asahiyamazoo/

旭山動物園

旭山動物園

旭川市東部の街はずれにある、独特の行動展示で有名な動物園です。
ふつうなら、シロクマやペンギンやアムールトラなど見どころになる動物がたくさんいるので、ヤギを目的に行く人などいないであろう大きな動物園です。

ヤギは、「こども牧場」と呼ばれる一角に、ウサギやモルモット、ブタ、イヌ(!)などと一緒に「その他大勢」のような感じで数頭いるだけです。
このこども牧場自体が園の3つある入口のどこからも一番遠い、北側のはずれの人通りも少ないエリアにあり、完全に動物園の中ではメインストリームからはずれたような場所にあります。
ですが、動物に触れあえる、動物によってはだっこができるなど、完全に体験型の施設を志向していて、静かに動物とふれあえるということでなんだかんだといつも人は集まっている印象です。

 

また、行動展示を志向している動物園だけあって、ヤギが高いところが好きという性質を有効に生かして、傾斜した地形と高い足場が作られており、ヤギ好きには「さすが旭山動物園さん わかってるなー」という印象を持ちました。

旭山動物園の足場

旭山動物園の足場

入場料は園全体で一般大人で1000円(旭川市民割引などがある)、中学生以下はなんと無料。
基本通年営業で、夜間営業をしている時期もありますが、季節ごとに営業形態が変わり、その切り替え時期などには数日間のクローズ期間があります。

 

訪問には、自家用車の場合、高速のインターや札幌方面からの国道からはかなり離れた場所にあるため、街を横断しないとたどり着けないため、旭川についたと思ってからのほうが長かったりします。
また、駐車場も門に近いところからはるかに離れたところまでたくさんあります。
止められないということはまずないとは思いますが、公式の無料駐車場にまじって有料の私設駐車場もたくさんあるため、不便なところにとめたのに有料、で歩いて門の近くまで行くとそこに無料がまだ空きがある、なんてこともあります。
が、欲張って門の真ん前に止めようなんて思うとまず埋まってますので、多少歩くことは覚悟した方がいいでしょう。
なお、園内も旭山の名の通り傾斜地な上周辺道路も勾配なので、歩くことを前提とした履物でないと多分後悔します。

公共交通機関だと空港や旭川駅からバスが出てますが、空港は本数が少ないのでキツイかも。旭川駅からだと結構本数はあるようです。
また、地図だけを見てJRで最寄り駅まで行ってそこからバスで、とか考えるととんでもない目にあいます。
ほとんどの地図では最寄り駅は「北日ノ出」という駅になっていますが、2021年3月でこの駅は廃止になってます
じゃあ今の最寄は東旭川駅だな、とおもっても本数が絶望的に少ないうえに2次交通がありません。
ですので素直に旭川駅で降りてバスを使いましょう。

 

 

3.ハイジ牧場

 
https://www.heidi-farm.com/

ハイジ牧場

ハイジ牧場

札幌近郊の長沼町にある観光牧場です。
牛、羊、ポニー、ミニブタ、ニワトリなどが多数飼育されていて、そのほかにも少数飼育の動物を含めると結構な数が広大な敷地に飼育されています。
施設そのものは古いものが多いこともあり充実しているとはいいがたいですが、売店や食堂もあり必要なものはそろっている感じです。
売店ではヤギグッズがあるのがとてもポイント高いです。
たいていのこういう施設って、ヤギが結構いてもヤギグッズってあまりないんですよねえ。

 

なお、ヤギ舎にはなぜか「ヤギ舎」という文字と羊の絵の描かれた看板がついています。
(公式がこの間ネタにしてました)
ヤギは小屋の中にも屋外にもいて、数も多いと思います。
また、毎年出産もあるようで時期によっては臨月のヤギや子ヤギを見ることもできます。
ザーネン、シバヤギ、トカラといるようで、老若男女さまざまなヤギの顔を見ることができるのですが、まあ普通はヤギに種類があることも知らないので、「ヤギさんかわいーー」というだけの方にはその良さはわからないかもしれませんが、ヤギなら何時間でも見ていられるという方にはたまらない環境です。
が、ヤギ以外も充実しているので、かなり過ごせます。

 

ここも傾斜地に作られた施設のため、歩くと結構広大なうえ高低差もありますが、一番上まで歩くと遠く札幌まで見渡せる展望台のようなエリアがあり、かなり気持ちがいいです。
また真上が新千歳空港の使用頻度の高い着陸ルート(19R)の旋回から最終着陸態勢に入る位置の真下のような場所にあるため、飛行機好きにもたまらないロケーションだったりしますが、動物たちにとってはこのロケーションってどうなんだろう、とちょっと気になるところでもあります。
ただし、ふきっさらしの傾斜地なので、風がけっこう吹き付けるので時期と風の強さによっては寒いです。

 

体験も豊富で、アーチェリーなどのアクティビティをはじめ、乗馬や乳しぼり、哺乳などがあるようで、哺乳についてはヤギについても時期によっては可能とのこと。
また、クラフトづくりやバターやキャラメル体験もあるようで、乳しぼりや哺乳は無料とのこと。
中には一部予約の必要なものもあるようです。

エサやりはちょっとかわっていて、100円でペレットのように固められた干し草ブロック(2x2x5cmくらいかな?)を購入して、これを買った人がハンマー(粉砕場があってそこに置いてあります)で砕いて、それを与えるというスタイルです。

 

アクセス的には、公共交通機関では訪問が難しいです。最寄りの長沼町の温泉まではバスがありますが、そこからは徒歩かタクシーになります。(しかもバスも札幌からは存在せず、北広島駅が起点になります)
なのでやはり自家用車ありきになるかと思いますが、その場合は結構アクセスがいいです。
札幌市中心部からだと国道274号を1時間ほどいけばほぼ到着です。
国道には面していないのですが、高速道路もどき(道央圏連絡道路)のインターの交差点で左折すれば数分でつきます。
札幌から行った場合、道の駅マオイの丘公園まで行くと行きすぎです。その手前の交差点が正解です。
ここの道の駅は、地元農家の即売所が異様に充実しているので、ついでに寄ってみても面白いかと思います。

そして千歳空港からだと、この高速道路もどき(まだ全通してないので歯抜けですが)に乗って現在の終点の南長沼ランプで降りてすぐ、ということになります。

入場料は大人一般1000円 小学生500円で、冬季間は休業で今シーズンの営業は4/10からとのことです。 

 

 

4.アースドリーム角山

 
https://www.tondenfarm.co.jp/earth-dream-kakuyama/

アースドリーム角山農場

アースドリーム角山農場

札幌市の隣の江別市の郊外にある観光農場です。
札幌から当別方面に向かう国道275号沿いという江別の中心部からは結構離れた場所にあるため、江別というよりも札幌郊外といったほうがピンとくるような場所です。

 

ここの母体はトンデンファームという会社で、ハムやソーセージなどを広く作っている会社なので、施設的には物販や飲食にかなり力が入っているように感じます。
もちろんトンデンファームのハムなども数多く品ぞろえされています。
子供たちと一緒にさんざん動物とふれあった後にハムをお買い上げ、ってのはこういう動物との触れ合いの場に夢を求めるのか、動物というものをよく知る場と見るかで評価が正反対になると思います。
私はこれはこれでありだという立場です。

 

また、飼育動物ははっきりいってヤギはオマケって感じです。
メインはアルパカと羊と馬です。
他にもいろいろと小動物がいてウサギやミニブタなどのほうがヤギよりもはっきりいって楽しめました。
また、ばんえい競馬に出ている馬の飼育もしているようで、いままで間近でそういう馬を見たことがなかったので、ただただ圧倒されました。でもって究極の肉体美とでもいうんでしょうかねあれ、とっても美しいです。

ヤギに関してはお散歩体験とかエサやりがあって、飼育舎の屋内と屋外の広場にいます。
屋外には小高い丘があって、やっぱりその上に皆登ってました。
やっぱりヤギは高いところが好きなんだなーという感想です。
逆に言うと、距離も遠くてそれしか感想がなかったです。

 

はっきりいってここ、ヤギを目当てに行くとがっかりします。
他の動物含めて楽しむべき場所です。
いろいろ動物がいて「その中にヤギもいる」程度で行くと十分楽しめます。

また、アスレチックなどの施設がとっても充実しています。
そっちはほとんどが別入場料金が必要だったりもするんですが、本当にいろいろあります。
子供連れで、いろいろと遊んで動物とも触れ合えて盛沢山、いろいろと楽しかったねー、っていうような場所です。
ヤギ好きには結構がっかりなんですが、そうでなければすごい充実してます。
引馬体験や乗馬体験などもあるようです。

なお、このトンデンファームは、本社牧場というものがこことは別に江別市内にあり、そちらでもヤギがいるそうです。
そちらはまた別の機会に。

 

アクセスは、札幌市中心部からだと国道275号を30分ほど行ったところからわき道に入り、10分弱といったところです。
公共交通は絶望的です。国道でもまったくありません。鉄道利用だと最寄り駅から10km近くとかの世界です。
完全に自家用車前提となります。
札幌からの場合、新道(札樽自動車道)を過ぎた後、2つ目の大きな橋(1つ目は新道過ぎてすぐの豊平川の橋、2つ目が厚別川の橋)を渡ってすぐの交差点を左に入ります。
目の前に「えべつ角山パークランド」というパークゴルフ場があるのが目印で、橋とこのパークゴルフ場の間の道路をしばらく進むことになります。

 
入場料は500円(4/17から値上げでこうなるようです 現在は400円)ですが、なんとここは小学生以上は一律この値段のようです。
ヤギ目当てで行くと高いですが、全体楽しむには大人であればかなりお得です。
冬季間も営業はしてるようですが、かなり限定営業で土日祝日のみ営業のようです。
通常営業は4/19から再開されるとのことです。



 

というわけで今日は4施設紹介しました。
なぜ4つだけかというと、私はこの4か所しかヤギのいる施設って行ったことないんです。
というわけで次回からはヤギを見ることのできる「場所」や、まだ行ったことのない施設についてになってしまうわけです。
中身が薄くなりそうだなあ。