(3/12付記: 文中にあるプレオープンは3/16に延期となっています。 グランドオープンは予定通り3/20のようです)

【脚注】
 本記事で紹介しているお店は2021年2月20日で移転のため閉店しております。
 3/12プレオープン、3/20本オープンで札幌地下街オーロラタウンで「Petite Chevre」という店名で再オープンされるとのことです。(2021年2月26日付記)

    

札幌に ヤギミルク専門店があります。
その名も「メーメーやぎ」といいます。
サイトがないので食べログのURLを貼りますが
https://tabelog.com/hokkaido/A0101/A010204/1063221/
こちらです。

札幌の琴似という地区にお店があるほかに、イオン千歳にも出店しているそうです。

で、ここでは、ヤギミルクを使ったソフトクリームやプリン、ババロアなどがあり、そのほかにヤギミルクを飲むことができます。
また、ヤギの形のクッキーや、ヤギミルクを使用したパン、ヤギとは関係ないですがコーヒーもいただくことができます。

テイクアウトもイートインも可能で、お店は間口は小さいですが奥行きがあり、それなりの広さの店内にはヤギの写真がたくさん飾られており、入り口にはヤギの巨大ぬいぐるみが出迎えてくれます。
このお店はもともと倉庫業をしている札幌の会社が経営しており、経営多角化の中でヤギに着目し、自社でヤギ牧場を運営し、そこのミルクを製品にしているようです。

肝心のヤギミルクですが、牛乳をベースにして考えるとやはりクセがあります。
また、味が一定しない気がしました。
ですがこれはおそらく、単一産地乳を使用していて大量生産もしていないために、成分の均一化が難しいためではないかと思います。
ですが、じゃあダメなのかというと、濃厚なのにさっぱりしているっていう感じで、個人的にはとっても飲みやすくて大好きです。

お値段はやはり市販の牛乳と比べると若干パワフルです。
ですが、通常の手段ではなかなか手に入らないヤギミルクが取り寄せせずに送料もかけずに飲めるということで考えると、決して割高とはいえない範囲です。

また、プリンなどのデザート類も、ミルク同様に濃厚だけどさっぱりしてる、という感じです。
こちらもミルク同様にお値段はそこそこでしょうか。

この辺も、まだまだ需要が少ないがために生産量も少なく、そのために値段がどうしても牛乳よりは割高になってしまうのは現状仕方がないとは思いますが、ぜひとも需要が広がり価格も下がってくることを願いたいです。

ヤギミルクはもともと、赤ん坊に母乳代わりに飲ませることも昔は多かったというだけあり、
おなかを壊しにくい特徴があるようです。
牛乳がダメという人でも受け付けやすいのだとか。
ほとんどの乳製品が牛乳を使用している現在、牛乳が合わないという人にとっては、ヤギミルクを使った乳製品というのは実はとても良い選択肢になるのでは、と思います。

そしておいしいです。
慣れていないとちょっと合わないと思う人もいるかとは思いますが、これは慣れていないからってだけでしょう。

コロナ下で来客がどうなのかはわかりませんが、ぜひともがんばってヤギ乳製品の普及につながってほしいものです。

メーメーやぎ 地図