最近は、なんにでもキャラクターが存在する気がします。
商品やブランドのマスコットキャラクター、というようなものであれば、カールおじさんなどの古株の誰もが知っているようなものもいますし、街や地域のキャラクターとしてはふなっしーやクマモンなど、公式、非公式とわずあちこちにあふれかえっています。
変わった例だと、北海道の沿岸バスというバス会社が萌えキャラをイメージキャラクターに採用しています。
「擬人化」などのジャンルとして乗り物や会社の萌えキャラ化、なんてのは草の根レベルでは昔からよく見られた傾向でしたが、公式で大々的にとりあげた草分けというような存在です。
【お知らせ】
沿岸バスの萌えっ子グッズの特販受付期間は、2021年2月20日まで延長が決定しています。収益は、バス停の修繕等に活用させていただく予定です。引き続き皆様のご支援をお待ちしております。#沿岸バスhttps://t.co/WYMe6QjxeX pic.twitter.com/m2KuMuLCvb— 沿岸バス【公式】@車内でもマスクを着用願います (@enganbus) January 17, 2021
そしてキャラクターがでかでかと描かれたラッピングバスが堂々と走り回ってたりもします。
この塗装のバスは「痛バス」なんて呼ばれてたりします。
でも、街中でコレを見かけるとなんか得したような気がします。
なぜだろう。
この会社、そもそも2ちゃんねるで作られたマニアックなバス旅行企画の妄想を、実際に中の人が登場して実現してしまったり、公式サイトにAAを登場させたり、「増毛(ましけ)行」のナンバーが「け2323」となっているバスのチョロQを販売したり、サイトでのJRの運休情報や振り替え輸送情報がJRよりも速かったり、と伝説には事欠かない会社です。
(それでいてサイトの中身がものすごく細かいところまでフォローしている神レベルだから余計すごいわけですが)
もともとはこの会社の運行地域の中に「留萌(るもい)」という街がありまして、その「萌」の字と萌えキャラをかけてこのようなキャラクターを使うようになり、そこからこのあたりの町おこしなどでも「萌え」という言葉が多用されるようになったといいます。
地域で売られている名産品にもこれらのキャラクターが使われているなど、地元に根付いている企業らしく地元で愛されているようで、ついにはこのキャラクター、地元警察が交通安全啓発の横断幕に用いてしまうなど、ものすごい勢いで使われてます。
なんにせよ、このような取り組みは見ていてなんだか微笑ましくて好感が持てます。
ぜひとも今後も続けていただきたいものです。
まあ一例としてこんな例をあげてみましたが、全国カテゴリ問わずにあちこちでキャラクターを作って使う流れは、とどまることを知らないように思えます。
そんななか、「駅キャラ」なるものがいる駅が最近はあるのだそうです。
そして東京の渋谷駅にはこんなのがいるそうです。
その名も「しぶやぎ」
なぜ渋谷でヤギなのか疑問ですがなんかいいですねこれ。
この先もヲチしていきたいですねこれ。
というわけで今回はヤギ分のとても薄いお話でした。